ISBN:4418015019 単行本 辻 仁成 世界文化社 2001/01 ¥1,470
今までブックレビューしたことなかったですけど、実は本好きだったりします。
辻仁成の本友達に薦められて初めて読みました。
婚約者がいて結婚式を4ヵ月後に控えた主人公が
別の女性と恋をして、その女性が結婚式の前日に
去っていくんですが、お互い忘れられず、
心のそこで25年、30年もの間想いあっているストーリー。
4ヶ月間だけの関係だし、と割り切っていたつもりが
一生忘れられない恋となった。
最初はなんか煮え切らないというかウダウダしてる
主人公にいらだってたけど 後半はまったく違う物語でした。
わたしはその婚約者に感情移入して読んだから
ちょっとしこりの残る作品でしたけど。。。
きっとわたしはまだまだ子供なんです。
何年かたってからもう一度読み返す作品だと思います。
(↓文中の詩を抜粋)
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても愛しすぎてはならない
愛なんて季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
これが最初から最後までのテーマ
わたしもきっと死ぬとき愛したことを思い出すかなぁ・・・
今までブックレビューしたことなかったですけど、実は本好きだったりします。
辻仁成の本友達に薦められて初めて読みました。
婚約者がいて結婚式を4ヵ月後に控えた主人公が
別の女性と恋をして、その女性が結婚式の前日に
去っていくんですが、お互い忘れられず、
心のそこで25年、30年もの間想いあっているストーリー。
4ヶ月間だけの関係だし、と割り切っていたつもりが
一生忘れられない恋となった。
最初はなんか煮え切らないというかウダウダしてる
主人公にいらだってたけど 後半はまったく違う物語でした。
わたしはその婚約者に感情移入して読んだから
ちょっとしこりの残る作品でしたけど。。。
きっとわたしはまだまだ子供なんです。
何年かたってからもう一度読み返す作品だと思います。
(↓文中の詩を抜粋)
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても愛しすぎてはならない
愛なんて季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
これが最初から最後までのテーマ
わたしもきっと死ぬとき愛したことを思い出すかなぁ・・・
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